米国経済はやはり底堅く強かった。米・雇用統計。2017.7月。



米国の雇用は底堅いことを示す内容。


米国7月分の雇用統計の発表が8月4日にありました。結果は上記の表の通りです。やはり米景気は底堅く、強いなという印象を受けました。米国は完全雇用に近づいていると聞きますが、まだ職を求める人(職をあきらめていた人やパートから正規雇用になりたい人含め)はいるし、そういった人が職に就ける状況にあります。景気がいい証拠だと思いますし、新たに労働者が増えることはさらに正の循環を生み出すので経済的にもその人にもいいことだと思いました。


また平均時給が前年同月比で2.5%上昇しています。ニュースを見るとFRBは3.5%くらいを目指しているそうですが、2.5%でも十分に高い数値じゃないでしょうか。6月の消費者物価指数は1.6%でしたから、おおざっぱに見ると2.5%給料が上がっているが物価は1.6%しか上がっていない。要は物を買う数量が変わらないとすると、入ってくるお金の方が増えている状況です。


雇用関係の指標は景気を見る上で、一番重要な指標です。雇用指標が米国は強いので、他の経済指標が多少弱含んでも、基本的に米国経済は底堅いものだろうと思います。



引き締めを通じて緩やかに資産価格が調整することを望む。


で当然この結果はFRBの行動に関係してくるもので、FRBが取ると予想されている行動、


  • 9月にバランスシートの縮小開始、12月利上げ


が現実に近づいたと思わせる内容です。


まあ、FRBの利上げやバランスシートの縮小は、株価の調整のきっかけになる可能性もあります。米景気が強いことはほとんど間違いないと思いますが、株価や債券など資産バブルになるのも困るので、引き締めによってそれが適正水準に緩やかに調整してくれればいいなと思います。


実際の米国株式市場は雇用統計の結果を受けて上昇しています。市場は米国経済が強いということのほうを材料視したようです。


もし株価が下落するのなら急落ではなく、緩やかに動いてほしいです。