米国株、ディフェンシブ銘柄は市場下落時に強い!ベータを考える。



NYダウが中でも健闘


10日のNY株式市場は下落しましたが、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要3市場の下落幅はそれぞれ異なりました。


  • NYダウ  ⇒ -0.93%
  • S&P500  ⇒ -1.45%
  • ナスダック ⇒ -2.13%

となっています。特にナスダック売られています。S&P500はナスダック銘柄とNYダウ銘柄両方の銘柄を含むので、ナスダック銘柄がある分、NYダウより売られています。3指数の中ではNYダウが堅調です。


NYダウにはP&GとかKO、JNJまたはVZなどの俗にいうディフェンシブ銘柄を含んでいます。やはりこういった銘柄は下落相場に強いな、ということを改めて感じました。典型的な動きでした。ちなみにディフェンシブの代表、公益株は-0.12%です。



ディフェンシブ銘柄は上昇時に弱く、下落時に強い。


なんと言いますか、上昇相場の時は跳ね上がるハイテク銘柄を尻目に、横這い、または歯がゆくも少しの下落に転じることもあるディフェンシブ銘柄です。しかし、相場全体が下落する時は下落幅が少ないので、持っていて少し心強い安眠銘柄たちです。


上昇幅少ない  ⇒  しかし下落幅も少ない  ⇒  それプラス配当金で市場平均と同じ



という構造が成り立たないかな?と少し思いますが、とにかく市場平均より下落幅が少ないというのは安心材料になります。



My Portfolioの場合。


以下は私が保有する銘柄の10日の値動きです。

  • TGT(小売業)⇒-3.85%
  • CSCO(ハイテク)⇒-1.96%
  • VFC(アパレル)⇒-1.69%
  • WFC(金融)⇒-1.59%
  • AT&T(通信)⇒-0.44%
  • P&G(生活必需品)⇒-0.2%
  • KO(生活必需品)⇒+0.33%
  • GIS(生活必需品)⇒+0.93%
  • 合計⇒-0.89%

  • S&P500⇒-1.45%

非常にサンプルは少ないのですが、それでも生活必需品や通信があまり売られていない、もしくは買われているのは分かるし、景気に対して敏感と思われる金融やハイテクは売られています。


少し蛇足を付け加えさせてもらうと、CSCO(シスコシステムズ)は株価は上げないのに、下げるときはしっかり下げてくれます。TGT(ターゲット)に関してはそっとしておいてあげてください。



ベータ値の低い銘柄は市場の下落に強い?


で、やはり株価の変動率(ベータ)というのは、一応目にしていた方がいいなと思いました。株価の下落を抑えたい人はベータ値が低い銘柄に投資すればいいと。例えば公益や通信、生活必需品セクターを中心にポートフォリオを組んでいれば、今回のような下落時に相当ダメージは軽減されるからです。


その代わり大きな上昇は望めないかもしれませんが、配当金が高めな銘柄が多いので、再投資込なら意外に行けるんじゃないかと思います。


で、以前から少し危惧していたのが、意外にもS&P500指数連動ETFのベータ(株価変動率)が高いということ。S&P500市場連動ETFは基準のなのですが、PGとかKOはそれより変動率が少なく0.7くらいなんですよね。市場平均ETFより買うよりPG、KOの方が下落時のショックは少ない。正直、少し考えさせられます。まあETFには倒産リスクなどないので、その辺はバランスをどこに取るかでしょうが。



ディフェンシブ銘柄がやはりいいと再確認。


こういう下落時が来ると、ディフェンシブ銘柄はいいなあと思います。普段は実際のところ、眠たくなっちゃう場面がちらほらありますが。私はちょっと公益株を考えてみようかなと思いました。